ひざの半月板とは

半月板は、膝関節の間にあってクッションの役割を
果たしていて、膝の円滑な動きを助ける働きをしています。

関節の表面は軟骨で覆われています。
半月板は、膝の内側と外側に1つずつあります。

膝の内側と外側にある三日月状の薄く柔らかい線維軟骨
のことを半月板と言います。

片側の半月板に全体重と体のねじれが加わってしまうと、
柔らかい半月板はちょっとした力でも断裂してしまいます。
この断裂してしまった症状が半月板損傷です。

半月板損傷は前十字靭帯の損傷が起因している事により、
半月板の損傷の生じる事もあります。

スポーツのド根性物語によく登場するウサギ跳びは実は、
最も危険な動作なんです。

半月板は膝をひねる時に傷むこともあるので、サッカーの
キックやテニスのスウィングの時に痛めてしまったり、
日常生活でもこたつから出て立ち上がる時や階段を降りる時に
痛めてしまう事もあります。

スポーツ選手だけでなく、膝に水がたまる・階段を降りたり、
しゃがんで立ち上がる時に膝に痛みを感じるという症状が
ある人は、半月板損傷が疑われます。

このような症状をそのままにしてしまうと半月板以外に
軟骨などをも傷めてしまいます。
早めに整形外科の受診をおススメします。

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